6月 11

梅雨に入りどんよりした日があったりでちょっと気分が滅入る時もありますよね。そんな時、本屋さんで見つけた1冊の本。

稲葉 由紀子さん著「おいしいパリ暦」。雑誌FIGAROに掲載されている稲葉さんの記事を1冊の本にまとめたものですが、過去に何冊か稲葉さんの著の本が出ていますが、今回はそのシリーズの最新号。

パリに行かずしてパリで美味しいものを食べた気分になる本です。(私の愛読書です。)そんなこの本の中でラタトゥイユ(Ratatouille)の事が載っていまして、ふと作ろう!と決意。早速スーパーで夏野菜を買ってきて作ってみました。

夏野菜(なす、トマト、玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニ、エリンギ)冷蔵庫にあった残った野菜なども適当にカット。にんにくを1片を半分にカットしたものを鍋で薄く色づく程度に炒めた後に野菜を投入。ローレルを入れて15分位煮詰めて塩とコショーで味を整えて出来上がり。ルクルーゼで作ると簡単に出来ますよ。

今日は、手作りフォカッチャを焼いて一緒に食べました。

ラタトゥイユは、野菜を簡単に沢山食べれてらくちんメニュー。忙しい方には、ピッタリメニューだと思います。

暑い夏、もうすぐやってきますね。

3月 11

地震が発生した時に私は、会社にいたのですが、驚きました。冷静にいよういようと努力するのですが、意外と冷静さに欠いている自分もいる。なかなか平常心を保つのは、難しいといその時実感しました。

その日は、電車も不通という事もあって旦那さんの実家に避難する事になりました。私の会社付近で旦那さんと合流して旦那さんの実家のある千駄木まで二人で歩きました。なかなか夜間、長時間歩くというのは、普段しない事ですので少々緊張気味な私。電車に乗れない人で道いっぱいに人が溢れていますし、1人での避難でなくて良かったとつくづく思いました。

秋葉原→上野方面を歩いて根津に差し掛かったところで1件の鯛焼き屋さんが歩いている方に鯛焼きを配っていました。私達も一つ頂いたのですが、鯛焼きを受け取った時、鯛焼きの暖かさに心がホッとしたといったら。。。こんな時にだからこそ、人の温もり、温かさにふれて感謝、感謝です。鯛焼きは、大事に旦那さんの実家に持ちかえって二人で食べました。

翌日、家に帰ってきて落ち着いたところで今週ず~っと食べていたおでん(少々飽きてきたところだったのですが、、)の残りを二人で食べたのですが、4日目のおでんだったのですが、暖かい味の凍みたおでんを食べてやっと家に帰ってきた安堵感が沸いてきましたね。その後すぐ、二人で昼寝をしてしまいましたよ。(苦笑)

ちょっとした事なのですが、普段当たり前に出来ていることへのありがたみ、深く感じた一日でした。

2月 27

最近、春めいてきましたね。この時期、フキや菜の花などちょっと苦味のあるものだったり無性に食べたくなるものありませんか?春先のこの時期食べたくなるもの、この時期だからこそ作るものが「いちごジャム」なんです。パン好きの私は、カリカリに焼いたトーストにイチゴジャムの組み合わせが好きなんですよね~。市販のものより日持ちはしませんが、なかなか美味しいですよ。

という事で今日は、イチゴジャムを作りました。

<材料>

イチゴ         1パック(約300g)

グラニュー糖     135g(イチゴの重量の45%分)

ホワイトリキュール   小さじ 1.5

レモン汁        小さじ 1

水            100cc

<作り方>

1.イチゴのへたを取る。鍋にイチゴ、水を入れて火にかける。10分程弱火で煮たらグラニュー糖を投入。

2.大きなスプーンを使ってイチゴをつぶす。またアクが出てきたら綺麗に取り除く。

2.20分程煮たら、レモン汁、ホワイトリキュールを入れる。あとは、ややゆるいくらいのとろみが出てきたら出来上がり。

多少ゆるい仕上げになっても、冷めたら適度なゆるさになります。

(前の晩にイチゴをグラニュー糖にまぶしておいて、翌日、水無しで煮た場合は、もっと濃度の濃いジャムが出来上がりますよ。)

今日は、近所のパン屋でパンを買ってきまして早速、食べてみました。

美味しいものを食べると幸せな気持ちになりますね。ヨーグルトと食べても美味しいですよ。

1月 30

「ガレット(galette)」、って私にとって何故だか定期的に食べたくなる食べ物なんです。今回は、家で作ってみました。過去に何回か家で作ってみたのですが、なかなか外で食べるようなものにならないのですが、めげずに修行中の私です。

<材料>

<ガレット生地>6~7枚分    <ガレットの具① >3~4枚分    <ガレットの具②>3枚分

そば粉      100g       エメンタルチーズ   1/2個分   チョコレート   1/2枚分位

塩        小さじ1/2      ハム          2~3枚    牛乳      適宜

卵          1個       プチトマト        6個位     ラムダーク     適宜

牛乳        1カップ      しめじ         1パック

溶かしバター    10g

<ガレット生地の作り方>

1.粉類を合わせてボウルにふるい入れ、よく溶いた卵を入れる。

2.泡立て器で混ぜ、粉っぽさが無くなってきたら牛乳を少しずつ入れる。

3.バターを電子レンジで溶かし、生地に混ぜる。

*半日以上、冷蔵庫で寝かす。

<ガレットの具①を作る>

1.エメンタールチーズをすりおろす。(*グリュイエールチーズでもOK)

2.しめじは、ソテーして塩、コショウで味をつける。プチトマト、ハムは、お好みにカットする。

3.フライパンを暖め、ガレット生地を入れ両面焼く。具を写真のようにのせ、チーズが溶けたら周囲を折りたたんで皿に盛る。

<ガレットの具②を作る>

<チョコクリーム>

1.チョコレートを適当の大きさにカットして鍋に入れ、牛乳を入れて暖める。チョコレートが完全に溶けたところでラムダークを少々(お好みの量)入れる。

2.ガレット生地を焼いて、4つ折りにして皿にのせてチョコクリームを適当にかける。

手作りリンゴジャムがあったので一緒に食べましたら、絶妙に美味しかったですよ。

毎回、作り終えると「ガレットの生地をもう少しこんがりと焼いた方が美味しかったな~」と反省するのですが、次焼く時には、すっかり忘れてまた同じ失敗をしてる感じです。あと、外で食べるより家で作る生地は、厚さが厚いので、ちょっともったりした感じに仕上がってしまうのですよね~。難しい。。

いつか、本場のフランス ブルターニュへ行ってガレットを食べてみたいですね。いつかきっと。夢は、広がります。


1月 10

お正月明けというのは、どうも洋食が恋しくなる時期。

たまには、人様に作って頂いたご飯が食べたくなる。

どうせ食べるなら美味しいものが食べたい。(食いしん坊なので(笑))

旦那さんにねだってみる。

という訳で、人形町にあります老舗洋食屋さん「芳味亭」へ行ってきました。夕方に人形町に到着。まだこの辺りは、お正月の飾りつけが残ってましたよ。

早速、「芳味亭」へ。店内に入るとぷ~んと何とも言えない美味しいそうな匂いが。。たまりませんね。

2階の和室に通されて、メニューを頂く。グリーンのテーブルがこの純和室にしっくり合っていて、粋な昭和なイメージ。席に座るとホッと落ち着くのは、何でなのでしょうね。

食い意地がはっている私は、色々食べたいので”洋食弁当”をオーダー。旦那さんの方は、野菜サラダとこちらの人気メニュービーフスチュー(写真一番上)をオーダー。(*こちらでは、ビーフシチューの事を”ビーフスチュー”といいます。)初めて野菜サラダを頂いたのですが、生野菜にケチャップがかかっていて意外と合ってました。(一瞬、ハンバーガーを食べる気分になりましたよ。)

ビーフスチューは、お肉は、とろっとろでちょっと甘めなデミグラソースが効いていて、さすが店の看板メニューという感じ。洋食弁当の中に入っていたコロッケは、口の中でとろける~という感じで”うまい!”の一言ですね。洋食弁当の中にも入っていたポテトサラダは、どことなく懐かしい味。こういったおかずに、白いお米はピッタリですね。とにかくこちらの食べ物は、「昭和の懐かしい味がする。」という印象。

この店は、昔、社会人なり立ての頃に先輩に連れて来てもらった店なのですが、それ以来、この味が恋しくなると訪れるという具合。今思えば、その当時に色々美味しいお店を先輩に紹介された事は、私にとって貴重な体験だったように思います。

芳味亭さんは、昭和8年に創業。(第二次世界大戦前に創業という事ですね。)お店の方がおっしゃっていたのですが、「空襲でこの付近まで焼け野原になったのに、このお店は、なんとか焼けずにすんだんですよ」との事。創業当時は、きっと”ハイカラ”な食べ物だった事でしょう。今もその伝統の味を支え続けているという事は、すばらしい事ですよね。日本の洋食は、西洋料理から習ったものですが、やはりどこか違いますよね。洋食屋さんのご飯は、家庭料理の延長線上にあるけれど、どこか一線を画すところがある。それが伝統の技であり、プロの技。やはりプロの味は、手間隙がかかっていてすごいですね。

こちらの店は、敷居も高くなく気軽に行けるお店なのでまた恋しくなったら行こうと思います。

1月 07

1月7日=七草粥。物心ついた頃から朝起きると「今日は、七草粥よー。食べなさいよー。」という半分脅迫のような母の言葉で起きるというのが実家での慣わし?でした。その癖が染み付いているのか、7日に七草粥を食べる事は、私の中では必須。結婚後は、もちろん自分で作っているのですが、母から教わった事が一つあってそれは、七草粥の中にお餅を1~2個分細かく切って入れて一緒に煮るという事。理由は、わかりませんが(多分大した理由ではないとは思いますが。。)未だにそれに習っている私です。

餅を入れるとお粥の所々でもちもち触感があって意外といけるのですよ。

今年も一年、健康でありますように!

11月 24

”VEGE BOOK”、時々書店へ行っては、眺め、今まで買った事のなかった本なのですが、今回は、ちょっとした理由で買ってみました。

今回出版されたVEGE BOOK4は、「和食」をテーマにした本です。

このVEGE BOOKは、カフェエイトの清野玲子さん+川村明子さんにより「ヴィーガンフード」の紹介している本です。(ヴィーガン=”Veg(etari)an (ベジタリアン)”の意味。)

ベジタリアン料理というと、とってもさっぱり、味気ないもののようなイメージがありますが、いやいやいや。このVEGE BOOKシリーズを見てみると意外や意外、食べ物のクリエーションとでもいうのでしょうか、食の広がりを感じさせる食べ物ばかり。

今回、なぜ買ったかといいますと、この時期私の悩みの種の”おせち料理”の献立を考えるべく購入したんです。毎年、ちょっとちょっと新作料理をお重に詰める事が私にとってのハードル?、いや楽しみなんです。おせち料理ってなかなか作ると楽しく、年の初めに家族揃って食べるもの。私にとっては、大事なポジションにあるもの。なので大事に作りたいですし、新化もしてみたい。という訳で今年は、この本よりちょっとだけ勉強して楽しく作成しようと思ってます。

あ~今年もあと1ヶ月少々。ちょっとソワソワしちゃいますね。(笑)

11月 20

”みかん”って実家にいる時は、秋から冬かけて常にあるものという印象があったのですが、結婚してからというものなかなか自分で買う果物でない感じ。何故なんでしょうね?

先日実家へ寄った際に鈴なりにみかんが生っているのをみてこれは、食べなきゃ損!いつもの食い意地で袋いっぱいに頂いてきた次第です。売られているみかんに比べて身がしっかりしていてみかんらしい甘酸っぱさもあり、美味しさを噛みしめつつ毎日少しずつ頂いてます。

お弁当にもポンと一個入れれば、ちょっとした食後のデザートになるので、大変助かってます。

みかんさん、ありがとう!

10月 23

今日は、久々にお日様も現れ洗濯日和。午前中にとっとと洗濯を済ませて出かけたところでした。数日前にダンナさんより「どんぐり拾いに行かない?どんぐりクッキーを作りたいんだ。」という提案があり、今日は、そのどんぐり拾いへ。

田園都市線江田駅より7~8分歩いたとこ荏田富士塚公園という公園がありまして、どうやらそこにどんぐりがなっているらしく行ってきました。どんぐり拾いの前にまずは、腹ごしらえ。お気に入りの和菓子屋さんでゲットしたみたらし団子を食べて。。

一言でどんぐりといっても色々な種類があって写真のどんぐりは、食べるにはえぐみもなく良いらしいです。

とにかくダンナさんの指導の下、どんぐり収集。

どんぐり拾いを頑張った後は、お腹もへってきたので二子玉川にある”つばめグリル”へ。こちらのお店は、たま~に来るのですが、食べるものは決まっていて「つばめハンブルグステーキ」とトマトのサラダ、ライス。この組み合わせは、無敵ですね。ハンバーグのジューシーさとホクホクのジャガイモ。それにライスとくれば”幸せ~”の一言しか出ないです。なんでいつもこのメニューをオーダーするのだろ~と時々思うのですが、止められないコンビネーションです。(笑)

今日は、どんぐりを収集して帰ってからよく洗って、30分ほど煮てお湯に浸しておきます。

翌日、ボールに入れたどんぐりの中でも沈んでいるものだけを皮むき(この作業が、とにかく大変でしたね。)をして(浮いてしまってるものは、中が空だったりしてるのだそう。)フードプロセッサーでどんぐりを荒めの粉状に。 あとは、提案者のダンナさんがクッキー生地を作って焼いてどんぐりクッキーの出来上がり。最初、どんぐりって食べれるの?っていう不信感ばかりが頭の中でぐるぐるしていたのですが、作業を進めていくうちにその不信感は、ワクワク感に変わってました。お味は?といいますと「素朴なクッキー」という感じでした。どんぐりってこんな味?と言われない限りちょっと固めのナッツ入りクッキーといったところでしょうか。何でもやってみるもんですね。(笑)

10月 05

今日は、先日届いた栗で栗ご飯を作ってみました。私は、今まで栗ご飯というものを作った事が無かったのです。というのも誰かがその季節になると作ってくれてご相伴にあずかるというパターンばかりだったもので。。作る機会が無かったという感じでしょうか。(反省です。)

<材料>

栗       450g

米       1合

もち米      1合

酒          大さじ1

みりん      大さじ1

醤油      大さじ1

砂糖      適宜

<作り方>

①栗をボールに入れて30分間、熱湯に浸しておく。

②もち米を水に1~2時間浸しておく。浸し終わったら、お米を洗って、一緒にざるにあげておく。

③栗をざるに上げて皮を剥く。皮を剥き終わったら、一回少し洗って、砂糖をまぶして袋に入れて3時間ほど冷蔵庫で休ます。(これで栗が色鮮やかになるらしいです。)

④炊飯器に米、もち米を入れ、酒、みりん、醤油を入れた後、水を入れるご飯を炊く。(*調味料を入れた後、炊飯器の水量を2合のところにあわせて下さい。)

<作ってみて>やはり栗の皮むきがとにかく手間がかかりますね。今日は、だんなさんのお母さんから頂いた皮むき用はさみ(上記写真)と包丁を駆使して皮を剥いたのですが、大好きな韓流ドラマを見ながら皮剥きをしていたのであっという間に終わったように思います。ただ、栗の中に意外に虫クンがいたのが私にとっては、きつかったです。(虫が嫌いなもので。。)熱湯で30分間浸しているので虫は、死んでいるのですが。。。栗の中にいる虫=ゾウムシらしいです。みんな美味しいものを食べたいわけですから当たり前と言われれば、当たり前の事かもしれません。普段、作ってもらってばかりいたのでこういう時、人の苦労、ありがたみを感じますね。感謝です。

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