31日ともなると、おせち料理も佳境の域に入ってきます。
おせち料理のメニューを考えた時に我が家では、どうしても定番メニューは、はずせない。かといって毎年同じメニューもつまらない。昨年、おせち料理を食べ終わった時に夫婦で反省会?をしたのですが、「来年は、あまり余分なものを作るのやめよう。」という意見でまとまってたんです。にもかかわらず、いざ今年のメニューを考える時点で去年より増えている始末。結局、「仕方ないね。これでいこう。」という事になりました。(苦笑。。)そんなこんなで一心不乱に黙々と料理。毎年の事ですが、定番の数の子と黒豆は、私の母の担当。伊達巻は、ロール職人?の主人が担当。残りは、夫婦二人で何となく割り当てて作成。とこんな具合です。
今年のおせち料理を作るのに大変助かった本がありました。まだまだ未熟者の私には、バイブルが必要という事で本屋さんに行っては、あれやこれやと料理本を物色して見つけたのが「有元家のおせち作り」という本。おせち料理って日持ちがして彩りも良く、伝統の料理もお重に入っていて。。と何となくな定義ってありますよね?この本は、伝統料理と共にちょっとした彩の良い料理なども程よく紹介されていてとても使いやすかったですよ。
その中から「竜眼巻き」をご紹介します。
<材料>
鶏のささみ 6本
うずらの卵 12個
焼き海苔 1.5枚
小麦粉 少々
醤油 適宜
<作り方>
1.うずらの卵は、茹でて皮を剥き、ペーパータオルで水分を取る。
2.ささみもペーパータオルで水分を取り、筋を取る。1本ずつラップに包み棒で軽くたたいて焼き海苔のよりやや長めの大きさにのばす。
3.ラップを広げ、ささみの上に焼き海苔ののせ、うずらの卵を2個間隔をあけてのせる。
4.うずらの卵を芯にしてラップを上手に動かしながら巻く。ラップの両端をすぼめるようにして閉じる。下の写真のようにうずらの卵の間に窪みをつけておく。
5.ラップをはずして小麦粉をつけてこんがりカリッとするまで揚げる。
6.バットに醤油(私は、それにだし汁、みりんも少々入れました。)を入れてバットを傾けて転がしながら味をからめて出来上がり。
ささみを伸ばしたり、海苔と巻いたりするところ等、ちょっとした工作気分で楽しかったですよ。また最後に出来上がった時にカットする時の喜びといったら。。お弁当にも良さそうなので時間のある日にでも作りたい感じです。
こんな感じにあっという間に年末を慌しく過ぎていきました。出来上がった料理をお重につめる時が一番楽しかったですね。この為におせち作りをしているようなもんですね。来年は、何を作るやら。。。(笑)