なぜ、栗パンを作ろうと思ったのだろう~。先日、軽井沢へ行った時に食べた栗パンが忘れられず、作ってみたのですが、出来上がるまでの道のりは、長かった。。本当に。。
まず、栗パンの中に入れるマロングラッセを作成。
<材料>
栗 400~450g
砂糖 160g
ラム酒 50ccくらい
赤ワイン 100cc
重曹 小さじ 6杯
<作り方>
1.栗をボウルに入れ、熱湯を注ぎ30分くらいおいておく。ざるに栗を入れ冷めたお湯をきってから栗の硬い表面の皮(鬼皮)のみ剥く。*渋皮は、残しておく。
2.鍋に栗と重曹(小さじ2)を入れて水をひたひたになるまで入れて火をかける。沸騰したら5分程煮て湯を捨てる。この手順をもう一度繰り返したら流水で栗をざっと洗う。(*この煮汁、こぼれたりした所を布きんで拭いたら布きんがすぐその煮汁に染まってしまいました。注意して下さい。)
3.器に水と重曹(小さじ2)を溶かし栗を入れてそのまま一晩おく。
4.翌日、器の水を捨てて渋皮についているスジなど洗ってきれいに取り除く。
5.鍋に栗を戻し、ラム酒、赤ワインを入れ、栗が完全に浸るくらい水を入れて砂糖も入れて火にかける。沸騰後10分程煮る。蓋をして一晩おく。
6.*栗の煮え具合をみて栗がよく煮えていたら栗を取り除いて汁だけ煮詰める。(10~15分くらい)その後鍋に栗を投入して温まる程度煮る。密閉容器に栗と汁を入れてマロングラッセの完成。
<栗パン>
材料 強力粉 280g
水 175cc
砂糖 20g
塩 5g
天然酵母 大さじ2杯 または、ドライイースト 5g
<作り方>
1.パンこね器に材料を入れてパン生地を作成。パン生地が出来たら7等分に分けて下の絵のように成型。
2.めん棒で生地をのばしてカットした栗を散らして丸める。丸めた生地のてっぺんを十字に少々カットして半分にカットした栗をのせる
30分程2次発酵させて210℃にオーブンを暖めて17~20分程焼いて出来上がり。
今回は、栗ご飯にも使った栗を半分残しておいてマロングラッセを作ってみたかった事。旅先で食べた栗パンが忘れられず、作ってみたかった事が重なって頑張って作成してみました。気持ち的にも、時間も含めてゆとりがないと出来ないものだと思います。特に今回私は、天然酵母でパン生地を作成したので時間がかなりかかってしまいました。ただ天然酵母で作成したパン生地は、ドライイーストと違ってその日その日の酵母の機嫌によってパン生地は、変化してしまいます。でもこのご機嫌をみながらのパン作成は、何とも言えない達成感のようなものがあるのです。パンを捏ねた時のパン生地の感じがやはりドライイーストとは、違う。何とも言えない心地よさがあるんですよね。止められないですね。
頑張った分だけ美味しいものが完成しました。また頑張って作ろうかなとしみじみ思った次第でした。